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2011年11月1日火曜日

リア充の条件

俺:つまり、大学受験勉強したら負けってことか?
高校受験とか中学受験とかで、エスカレータがリア充の条件!?


@aniotahosyu アニオタ保守本流(古谷経衡)

大学中退の最大の原因は友人が居ないので履修情報の交換が出来ず、それ故単位取得に出遅れ結果留年(中退)すると何処かで聞いた。戦慄を覚える事実だ。社交性を高校時代に付けなければ成らぬ。入学後では手遅れ。リア充の共通項は大学ではなく高校時代にあり、その養成は時間の経過に反比例する


内心見下していたリア充の馬鹿が電通に内定を貰ったという話を聞いて顔から火が出そうな程悔しかった。彼奴は西宮に親の金でマンションの一室を買い与えられている様なブルジョワの息子なのに!一方私は乾坤一擲で受けた東海テレビ(後のセシウムさん)に見向きもされなかった。現実とはそういうものだ


我が大学の産業社◎学部という処は本当にリア充の巣窟で、こいつらは毎日の服代をどこから工面しているのか?と疑問に成る位の連中ばかりであった。同学部の学食の朝食は50円出せばご飯が盛り放題であり「日本昔話」に出てくる茶碗のようにして周囲の奇異の目を買いそれを誇りにしていた。


リア充に成れぬのなら、吹っ切れてやろうと思い当時某新鋭の商業監督を排出した我が大学の映研の門戸を叩いた。しかしそこは苛烈な徒弟制度が構築されており新入部員は会費を払うだけで創作とは無縁の環境に置かれ退部。リア充にもオタ充にも成れぬ私はこうして大学に行かなくなった。02年の事である


私は大学1年の秋に、世に言う大学デヴューが完全に幻想である事を思い知った。高校時代から受験競争に晒されず、替わりに社交性を培ってきたリア充共の処世術とさりげないモテの仕草が、大学に入ってたった数ヶ月で出来ると考える方がおかしいのである。彼我の兵力差は大学入学前に既に決していたのだ



毎週合コンをする様なリア充に強烈なルサンチマンを感じてた大学生の私は、自分は高等遊民と気取り文芸や自主映画に精を出していた。そうしている内にもリア充共は友人ネットワークを駆使し単位を取り内定を取った。彼らの殆どは内部進学であり社交性の形成は大学でなく高校時代に決まっていたのである